あなたによりそう
わたしたちの想い
暮らしなれた自宅や入所施設はその人にとっていろいろな意味を持つことでしょう。見慣れた景色を見る、聞きなれた声を聴く、信頼する家族と話す。嬉しい、楽しい、時には頭にきた、悲しいといった感情を持つこともあるかもしれません。人と人がつながりあって生活していく場をもつことはその人の大きな支えになっていきます。皆さんが暮らすこの地域で、病気や障がいを抱えたときも安心して生活ができるように医療や看護、福祉の面から支えたい、そんな思いをもって訪問診療専門のクリニックを開設いたしました。脳伷塞や心不全、肺炎で急性期病院に入院し治療やリハビリをしたあと、自宅に退院し療養したい、あるいは自宅で介護したいが不自由があり介護が困難になった方や、癌と診断されこれまで治療を頑張ってきたが治療手段がなくなり最後の時間を家族と自宅で過ごしたい方。そのような患者さんやご家族を対象とし、訪問診療や訪問リハビリ、医療福祉相談を積極的に行います。
病気や障がいだけではなく人をみる
病気の治療やケアをしっかりおこなうことは当然ですが、かかわらせていただく患者様の価値観や人生観にも目を向け、話し合い、目標を共にし、望む生活が送れるように支えます。
ご家族も主人公として支える
自宅での療養生活はご家族が多くの役割を担っています。これまでの医療では支える対象としてみてもらえなかった“ご家族”にも目をしっかりと向け、思いや価値観を尊重し負担の軽減に努めます。
地域を、街をつくる
地域のいろいろな職種の方と連携し地域に暮らす方を支えることは、安心して暮らしていける地域づくりです。医療や福祉に携わる方だけでなく、患者様や家族様とともに住みやすい街づくりをしていきます。