「ご家族が知っておくべき在宅医療の基本と安心ポイント」

～大切なご家族を支えるために～

病気になって過ごす場所は、病院だけではありません。

最近では、住み慣れた自宅で過ごすことができるよう訪問診療などを利用することも可能になってきました。

病気になると入院して病院で過ごす。どこか今まででは当たり前だったようなこの流れ。

「在宅医療」という言葉に馴染みのない方もおられると思いますので、ここで解説をしていきます。

1. 在宅医療とは？家族が果たす役割

在宅医療は、患者さまが住み慣れた環境で安心して治療やケアを受けることができる医療サービスです。ご家族が理解し、支えることで、患者さまの生活の質が大きく向上します。

まずは在宅医療の流れや目的について簡単にご説明します。

• 訪問診療：医師が定期的に自宅に訪問し、診察や治療を行います。

• 訪問リハビリ：専門スタッフが身体機能の回復や維持をサポートします。

ご家族の役割として、日常の変化に気づき、医療スタッフとコミュニケーションを取ることが重要です。

2. 在宅医療のメリット

在宅医療を受けることで得られるメリットを解説します。

• 生活の質の向上: 患者さまが自宅で安心して療養できる環境づくりを支援します。

• 医療の効率化: 通院の負担が減り、医療スタッフと綿密な連携が可能です。

• 家族の時間が増える: ご自宅でのケアが中心になることで、大切な時間を一緒に過ごせます。

3. 家族が知っておくべき「準備」と「心構え」

在宅医療を始めるにあたり、ご家族が注意すべきポイント。

• 日常生活でのサポート: 食事、排泄、移動などのサポートの工夫や注意点。

• 医療環境の整備: 訪問診療やリハビリに適した環境づくり（ベッドの配置や動線の確保）。

• 緊急時の対応: 医療機器の使い方や、急変時の連絡手順をあらかじめ確認しておきましょう。

4. よくあるご家族の不安と解決方法

「自分に介護や医療の知識がないけれど大丈夫？」など、ご不安もあるかと思いますので以下によくあるご質問をいくつかご紹介致します。

• 「医療知識がない」 → 定期的に医療スタッフがサポートします。遠慮なくご相談ください。

• 自分がやっていけるか心配　→　在宅医療では様々な職種の方がサポートしてくださいます。もし、少しでも大変と思った場合はお一人で抱え込まず、すぐに相談してください。短期的な入院、施設入所などを行っている事業所もあります。

• 「負担が大きくなるのでは？」 → 訪問診療やリハビリで専門家が対応しますので、ご家族の負担軽減が可能です。また、訪問診療や訪問リハビリだけでなく、在宅医療では訪問介護や訪問看護、訪問入浴など様々なサービスがあります。

※当クリニックでは訪問介護や訪問看護、訪問入浴は行っておりませんので、ご希望される場合は担当のケアマネジャーにご確認ください。ご不明点はお気軽にご連絡いただければご対応させていただきます。

・他の実例

5. 当クリニックのサポート体制

• 医師、看護師、リハビリスタッフがチームで対応しています。

医師1名、看護士4名（非常勤含む）、リハビリ8名

• 訪問診療は24時間相談可能な連絡体制。ご不安な時はご連絡いただければ対応致します。

「ご家族が安心して在宅医療を選べるように、私たちが全力でサポートします！」

6. お問い合わせはこちら

在宅医療を検討中の方はお気軽にご相談ください！

現在、身内の方がご入院されている方がおられ、今後の方針などでお話だけでも聞いてみたいで構いません。

お気軽にご相談ください。

お電話の場合：TEL.093-647-0810

メールの場合：hctanpopo@gmail.com　（「お問合せ」とタイトルまたは本文中に記載をお願いいたします）

7.訪問範囲

北九州一円、中間市