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私がマラソンを走る理由 3話 全7話

ただ走る。これだけでも充実していましたが

数ヶ月が経った頃、後輩から「10㎞のマラソン大会に出てみませんか?」と誘いがありました。

「10㎞くらいなら…1つ目標にもなるし」と考え、エントリーすることにしました。

それが初マラソン「小倉城マラソン」です。

日々のダイエット目的のランニングがマラソン大会に向け10㎞をより速く走る切る!という目標のあるランニングに変わりました。

現在は便利な世の中であり、スマートフォン1つあればアプリと内蔵されているGPS機能を使って自分がどこをどれだけの距離走ったかがわかるようになっています。

これまではそのスマートフォンの機能を使用してランニングの記録をつけていましたが、人間とは欲深い生き物です。

より便利な物が欲しくなってしまい…

ランニング用のスマートウォッチ、「GARMIN」というものを購入してしまいました。

最初は機能などよくわからない状態でしたが…色々使っていると…まぁ、便利!

走った距離、時間はもちろん!トレーニングの負荷量が適しているのか、睡眠はちゃんと取れているのかなどなど他にも便利で体調を管理してくれる機能が盛りだくさん。

これを腕に装着してから更にランニングが楽しいものになりました。

むしろ、この時計に走らされていると言っても過言ではありません。

もう習慣です。

歯磨きを毎日するように、毎日走らないと気持ち悪い状態。

日々、ランニングを続け迎えた10kmマラソン当日。

ドキドキしながら、ソワソワしながらスタートを待ちました。

スタートと同時に、いつもとは違う…そう!飛ばしすぎ笑

やはりレースとなると興奮して自分のペースを乱して、思い切り飛ばしてしまうものです。

1度の上げたスピードは…意地とプライドにかけて、落とす訳にはいかない…息が止まる…心臓が破裂するような感覚に襲われながら何とか10km完走!

いや、10kmだから完走できたようなもの。それ以上のスピードでは絶対に息絶えてました。

タイムは38分。

初めてのマラソンでこれは良いタイムですよ!なんて後輩に褒めらスッカリ良い気分になってしまってました。

変に自信を付けてまた日々のランニングライフは続きます。

この記事を書いた人

北九州訪問クリニックたんぽぽ 訪問リハビリテーション部 

マラソン好きな理学療法士 中島

マラソン歴5年

2009年に理学療法士免許取得。

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