私がマラソンを走る理由 2話 全7話
毎朝、今までより1時間程早く起きて、ランニング。
走り始めるまでは眠くて仕方がない…数10m程走った所で「あぁ…眠い…引き返して眠ろう」と日々眠気との戦いがありました。
そんな眠気に打ち勝ち、走り終わった後の爽快感たるや、何とも言えない気持ち良さがありました。
そんな爽快感が病みつきになり。週に3日、多い時は7日朝起きては走る。そんな日々になっていました。
最初は距離やスピードなんてことは全く考えていませんでした。いや、正確には考える余裕も知識もありませんというのが本音です。
同僚は「フルマラソンでサブ3したい」なんて言っていましたが…
当時の私には「サブ3?何のこっちゃ?」といったところでした。
そもそも、フルマラソンを走るなんて恐ろしくて口にも出せなかったです。
だんだんと記録を付けたくなり、無料のスマホアプリをインストールして走るようになりました。
今、その記録を見返してみると本当に全く走れてなかったと改めて思います。
ちなみに、2㎞走るのに14分。1㎞/7分ペース。
当時は2㎞、せめて3㎞が精一杯でした。
勘違いしてほしくないのは、このペースがダメだと言っているのではありません。
伸び代を見て欲しいのです。
朝ランがすっかり定着はしたものの、眠気との戦いは変わりません。
ちなみに、それは今でも同じです。
まず変化を感じたのは…
体重がどんどん減っていくのです。
嬉しい限りでした。
当時は毎晩入浴後に鏡を見ながら体型が変わり、脂肪という名のコーティングが少しずつ剥がれ少しずつ筋肉が見えてくるのが楽しくて仕方ありませんでした。
そんな楽しさが出てきたタイミングでランニングの方も少しずつ距離が伸びてきました。
5〜6㎞は安定して走ることができるようになっていました。
この辺りから、体重減少と体型の変化が加速していきました。
が…
体重もある程度落ちて、体型もマシになってきたところで…変化が感じられないタイミングがきました。
そう…停滞期…
少しモチベーションも下がりつつも
もう日課になってしまっている朝ランは続けていました。
とある休日。
時間ができたので「今日はちょっと頑張って長い距離を走ってみよう」と考えて
いきなりではありましたが9㎞走ることにしました。
普段よりも3㎞長い距離…
当時の私にはこの3㎞はとても長く感じました。
6㎞が過ぎ、7㎞が過ぎた頃…
足が…急激に重くなり足が止まりそうに…
もうやめようかとも思いましたが…
1度決めた距離…ここで辞めたら負けた気がすると思い何とか9㎞走破しましたが…
クタクタで足が動かなくなっていたのを覚えています。
「やっぱりフルマラソンなんて走るもんじゃない」
と当時の私は思いました。
そうは言っても、走る事は継続していて、そのうち9㎞も走れるようになっていました。
走り始めてしばらく経った頃…体重はピーク時に比べると30㎏減!
体型も憧れだった腹筋6パック?4パック?も手に入れました。
理想としてもう少しガッチリしたかったのですが…思ったより細かった…
ただ、ダイエットには成功!
あとはリバウンドしないように気をつけるのみ!
リバウンドに気をつけ、日々ランニングを続ける毎日!
続く…
この記事を書いた人
北九州訪問クリニックたんぽぽ 訪問リハビリテーション部
マラソン好きな理学療法士 中島
マラソン歴5年
2009年に理学療法士免許取得。
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